【コトモリ日誌 #1】小さな目標達成を積み上げた結果
こんにちは!
ことばの教室コトモリ 言語聴覚士の鹿戸萌です。
最近インスタグラム(@kotomori_st / @kotomori_sapporo)やブログを更新していて
「コトモリに行ってみようか迷っている保護者の方はなにが知りたいんだろう…」
「どうしたらもっとコトモリの良さを知ってもらえるかな?」
と考えておりました。
コトモリは自宅教室なのでGoogleマップに口コミを載せるわけにもいかず。
だったらホームページで、お客さんの声を元に発信してみよう!
ということで…
コトモリの訓練の様子を#コトモリ日誌と題して記録していこうかと思います!
※個人情報の観点から少しフェイクを混ぜています。
それではどうぞ!
ケース1:困った行動が多いAちゃん
継続プランのお子さんは、毎月または2週間に1回訓練を受けてくださっています。
その中には、はじめは全く訓練らしい訓練を受けられないお子さんが多いです。
立ち歩いてしまう、泣いてしまう、おもちゃを投げてしまう…などなど。
発音が心配で来室してくださったAちゃん。
調べてみるとことばの遅れや運動面など他にも心配な点がありました。
ふざけてしまって集中して訓練を受けるのが苦手なことも課題であったため
まずは「お部屋に入る」「椅子に座る」「お話を聞く」いう小さな目標をクリアすることから始めました。
クリアできたら毎回思いっきり褒めます!(ハイタッチも!)
おうちでの関わり方も「問題行動をその都度叱る」より「事前にお約束しておく」というように変えてもらいました。
このとき、お父さんお母さんも「必ずできなくてOk」「気づいたら気を付けてみてほしい」
というゆる~い心構えで居てもらいます。
できなくて保護者の方が落ち込んでしまってはいけません。
時間はかかりますが、最初から最後まで座って訓練を受けられるようになり、STとのやりとりもスムーズできるようになりました。
数か月前の記録から比較すると
語彙が増えていたり、文で話すのが上手になっていたり、お口の動きが改善していたり
ことばのお悩みの改善にもつながっていました。
保護者の方も「前よりお姉ちゃんになってきたと思います!」と喜んでいらっしゃいました。(嬉しい…!)
いきなり発音を徹底的に訓練したり、大きな目標を立てていると
お子さんのモチベ―ションも下がってしまい、保護者の方の不安な気持ちも大きくなってしまったと思います。
なにより訓練をする私にとっても負担が大きくなってしまうので
小さな目標をクリアしていく、というやり方はこれからも続けていきたいです。
訓練のご予約はこちら お問い合わせはkotomori.st@gmail.com
対面訓練がおすすめですよ~!