子どものボディランゲージは悪?

ことばが理解できてるのに、話せない子がいる。

ボディランゲージでコミュニケーションをとってるけど、ことばを話して欲しい!

こんなケースがよくあります。

ボディランゲージをやめさせてことばで話すように指示したほうが良いのでしょうか?

コミュニケーションがとれることが最優先

ことばで伝えるのはとっても大事なことです。

ですがことばを重視するあまり、コミュニケーションがとりにくくなってしまうのは本末転倒です。

ボディランゲージをやめる、ということはしなくてよいです。

なんらかの理由で声を出して話すことが苦手な子にとって、ボディランゲージはコミュニケーションを確立する上で大事な手段です。

しかし、ことばを話せない原因と対策は知っておきましょう。

なぜ声を出して話せないのでしょうか。

①なんと言っていいのかわからない

聞いて理解することはできても、自分で話す言葉を選んで話す、という作業が難しい子がいます。

我々も英語をなんとなく聞き取れるけど自分で話すのは難しいことがありますよね。

このようなこの場合、例えば「やって」と言うのが分からず手を出してくる場合は「やって、だね」と教えてあげましょう。

場面ごとに自分が言うべき言葉がわかってくると、話せる様になることがあります。

②場面緘黙がある

話す能力がある、場面によって話せる時と話せない時がある、という場合は場面緘黙が疑われます。

こちらも「話して!」といっても話せないものは話せないので、コミュニケーション手段を確立しておく必要があります。小さい子は特に筆談は難しいので、ボディランゲージがメインになりますね。

③声のコントロールができない

発声そのものが苦手な場合があります。

息をはく→きゃーと声を出す→口や舌などを動かして音をつくる→ことばにする

といった過程を踏めていないかもしれません。

どの過程にいるのかを見極めて、訓練する必要がありそうです。

今回の記事は以上になります。

参考になれば嬉しいです!

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